1
調理道具は調理しながら片付ける。
調理中はキッチンを出来るだけ広く使いたいもの。使った鍋やボール、包丁などは
流しの中に積み上げておかずに、調理の合間に洗うようにする。また、まな板も使
うたびに洗うとよい。肉や魚を切った後は湯をかけるとたんぱく質が固まり、汚れが
とれにくくなるので水で洗うように。焦げ付いた鍋はしばらく水につけておいてから
洗う。また、油で汚れている鍋は先に洗うと流しが油っぽくなるので、食後、食器な
どを洗い終えた後に洗うとよい。洗い終えたものは水けをよく拭いてから片付ける。 |
2
同じ皿を重ねて運ぶ。
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食卓から流しへ運ぶときは、油で汚れた食器をのぞいて
同じ形のものどうしに重ね、残り物があれば一番上の器
にまとめて運ぶ。油で汚れた食器を重ねないのは、裏側
まで油で汚れるのを防ぐため。
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3
こびりついた汚れをふやかす。
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ご飯粒がついた茶碗や、食べ残しがへばりついてなかな
かとれない器は、洗いおけにはった水の中に入れて5〜
6分つけておけば、汚れがふやけて落としやすくなる。湯
を使えば、より一層汚れおとしが簡単に。油けのあるもの
がこびりついた場合は、食器の中に湯をはってしばらくお
くとよい。
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4
まず、デリケートな食器を洗う。
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割れやすいグラスや大切にしている器から洗う。お湯で丁
寧に洗い、ふきんを敷いたトレーなどの上に伏せて水けを
きる。こうして割れやすいものは先に洗って、他の洗いも
のと別にしておけば、壊す心配が少なくなる。油けのない
グラスなら、お湯で洗うだけで十分きれいに。
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5
汚れの少ないものから洗う。
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汚れの少ない湯飲みや茶碗、汁椀から洗う。油分のついて
いない食器は、洗剤を使わずゆで丁寧に洗うだけで十分き
れいに。
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6
油汚れは湯で流してから洗う。
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油汚れがひどくギトギトした皿は、洗う前に熱いの湯でざっ
と流してから、表示どおり薄めた中性洗剤をつけたスポン
ジで洗う。原液を使うことは不経済なだけでなく、手荒れの
原因にもなる。みかんを食べる季節は、むいた皮の内側の
白い部分で拭き取るのも一案。
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7
よくすすぐ。
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洗剤で洗い終わった食器は、小さいものから十分にすすぎ
洗剤を完全に洗い流す。湯ですすぐ方が早く乾く。
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8
水きりをする。
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水きりかごに、水がよくきれる状態で食器を入れる。皿は端
に立てて並べ、茶碗や鉢は伏せて置く。量が多い場合には
小さいものから順に重ねていく。ただし重いものを上からの
せないように注意。また箸や箸置などの小物は、箸立てに
いれる。水きりをしている間に、洗い残した調理器具を洗い
ゴミ処理をする。
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9
まな板を洗う。
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まな板は使うたびに洗うが、最後にもう一度クレンザーをつけ
たたわしで洗い、十分に水ですすいで、水けをきり、流台の端
に、まな板立てなどで立てておく。風通しの良いところならベス
ト。※後回しにしておいた、焦げ付いたり油で汚れた鍋などが
あれば、ここで洗う。この時、フッ素樹脂加工のフライパンは
たわしなど硬いもので洗うと、表面が傷んでしまうので注意。
フライパン、中華鍋は洗ったあと、から焼きをして乾かしてか
ら収納場所へ。
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10
ゴミの処理をする。
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生ゴミは水きりのできる専用ゴミ袋に入れるか、新聞紙にくる
むなどして、所定の袋に入れて捨てる。このとき水をよくきら
ないと、悪臭の原因になるので念入りに。長い間置くことも悪
臭の原因になるので、ゴミはこまめに捨てる習慣をつける。
ゴミを入れる三角コーナーなどは洗剤をつけたたわしで洗い
汚れが目立つようなら、キッチン用の漂泊剤につけて消毒
する。
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11
収納する。
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洗った食器を所定の位置に収納するが、まだ乾ききっていな
い場合には、乾いたふきんで拭いてから収納。ふきんがぬれ
てきたら、新しいものと取り替えて。食器棚の中は、よく使う食
器を手前に、重いものは下に入れるようにする。また、小さな
器の上に大きな器をのせるなど、無理に重ねていれるのは、
器を傷つける原因になるので注意。
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12
ふきんを洗う。
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最後にもうひとがんばり。その日に使ったふきんを集めてつ
け置き洗いをする。まず、洗いおけにぬるま湯約2Lを入れ、
茶さじ1杯の洗濯用洗剤をよく溶かす。そこへ使ったふきんを
浸し、2〜3回押し洗い。一晩つけ置きし、翌朝一番に手早く
すすいで、干す。こうすれば、漂白剤を使わなくても真っ白に
仕上がり、布地も傷まない。黄ばみや取れにくい汚れが目立
つときは、表示どうりに薄めた漂白剤に浸して。
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