水加減



ひたひたの水
ひたひたの水 材料の頭が水面から出るか出ないかの水加減。
煮汁を煮詰めて仕上げる煮物などはこの水加減
で。


かぶるくらいの水
かぶるくらいの水 材料の高さより少し多めの水加減。ジャガイモ
や卵をゆでるときはたっぷりの水は必要ないが
ゆでむら、煮むらを防ぐために材料がかぶる
くらいの水が必要。


たっぷりの水
たっぷりの水 中に入れた素材が泳ぐくらいの水加減。特に
スパゲティーなど麺類をゆでる時は大きめの鍋
にたっぷりの水を沸騰させて使う。少量の湯だと
麺どうしがくっついてしまい、ゆでむらができる。




火加減


強火 コンロのつまみを全開にした状態の火力。短時間で 火を通す野菜炒め、中国料理、肉のソテーなどで
焼き色をつける時に。また、鉄のフライパンや中華 なべを十分に熱する時も強火にかける。ただし、鍋や
フライパンのサイズが小さめの時は、強火では炎が 大きすぎることもあるので、バランスをみながら火力
を調節する。
中火 コンロのつまみを半開にした状態の火力。煮物 や汁物など、素材をゆっくり柔らかく煮て火を通す時
の火加減。フッ素樹脂加工のフライパンや鍋を使う時 も必ず中火で。火力が強すぎると、加工された面の
痛みが早くなる可能性がある。
弱火 コンロのつまみを1/4〜1/3ほど開いた状態の 火力。時間をかけてじっくり煮込む料理や、強火で
表面を焼き付けてから中まで十分に火を通したい料 理の時の火加減。香り付けのためのにんにくなど、
焦がしたくないものを長い時間炒める時もこの火加 減で。