みんなが知っているようで知らない―
心と体の栄養について知っておこう



血や肉になる!
一日に食べる目安量 これが不足すると・・
このグループのおもな 栄養素は、たんぱく質。魚介または肉類100g、豆腐や納豆など60g、牛乳・ヨーグルトなど250cc、卵1個(50g)をとるのを目標に。 血や骨、筋肉、内臓膜など、体の骨組みを作る働きをする栄養素なので、不足すると、骨がもろくなったり、貧血にもなりやすくなる。
エネルギーになる!
一日に食べる目安量 これが不足すると・・
このグループに含まれる栄養素は、炭水化物と脂質。ご飯や、パン、麺の原料の穀類180g、イモ類100g、砂糖20g、バターやサラダ油などの油脂20gを目標に。 体を動かしたり体温を保つ働きをする栄養素なので、いわば車のガソリンのようなもの。すきっぱらだと元気が出なかったり寒かったりするように、不足すると、気力も体力も衰えてしまうことに。
体の調子を整える!
一日に食べる目安量 これが不足すると・・
このグループのおもな栄養素は、AやCなどのビタミン類と、カル シウムやヨードなどのミネラル類。野菜300g、海藻類・キノコ類20g、果物200gを目標に。 体の各機能を調節したり、皮膚や粘膜を保護する働きがあるので、不足すると、自律神経のバランスを崩したり、風邪をひきやすかったり、肌荒れなどの原因に。






3色の栄養素とは?

体に必要な栄養素を赤、黄、緑の3色で表した、シンプルでわかりやすい
食品分類表。1日30品目の食品を食べるのが理想だが、一人暮らしでは
これはなかなか・・。いろいろな食品をバランスよくとるために、毎日は
無理としても、一週間単位で3色がちゃんと足りているかチェックし、こまめ
に補う努力をしよう。